すぐ行動 or 考えてから行動 あなたに合ってるのはどっち?

マインド形成術

すぐ行動 or 考えてから行動 あなたに合ってるのはどっち?

「思い立ったら すぐ行動 」は、本当に大事ですが“正解”かと言われると、必ずしもそうではないのでは?と懐疑的に思う人も少なくないでしょう。逆にその考え方が起因となって「石橋を叩いてからわたる」ではありませんが熟考しすぎて行動に移せないという人もいるかと思います。

つまり、すぐ行動と考えてから行動は、その人によって合う合わないやバランスがあるので、自分に合ったのを選択するのがベストという発想がいいというわけです。

では、各々の特徴を順番に押さえていきたいと思います。

すぐ行動 が良いとされる主な理由 9選

  1. 行動すれば、何がうまくいくか、何がうまくいかないかが分かる
  2. 行動すれば、何ができるか何ができないのかが分かる
  3. 行動すれば、「それ」が好きか「それ」が嫌いかがわかる
  4. 行動は市場の反応を引き出すので、新たな視点を得られる
  5. 行動を起こすことで協力者が生まれる
  6. 行動を起こすことで、もっと手早く、安く、上手な方法が見つかる
  7. 行動を起こせば、残りの人生で「もし〜を始めていたらどうなっただろう」と無駄に考えずすむ
  8. 行動は必ず形になる
  9. 行動すれば、現実がわかる

すぐ行動 が良くないとされる主な理由 5選

  1. 実行力がある反面、配慮に欠ける行動から失敗をしてしまうリスクが高い
  2. できる、できないに関わらず勇み足で突っ込んでしまい、後になって自分には解決できない問題にまで発展し、取り返しのつかないことになる可能性がある。
  3. スピード性を重視するあまり、細部にまで配慮が行き届かない
  4. 早めに行動に移した割に、プランニングが不十分なため、途中で改善や路線変更などによりペースダウンし、結果的に遅くなる可能性がある
  5. 周囲との連携、意識を合わせることが疎かになりがち

分析結果

本来は「思い立ったら すぐ行動 」という言葉は長所要素であり、それで結果が伴えば行動力が有るという事になります。しかし、結果が付いてこなえれば、考えがまとまる前に動きだしてしまう向こう見ずとなります。

確かに「思い立ったら すぐ行動 」は絶対に必要ですが、 それは諸刃の剣であって、場合によっては効率が悪いともいえます。つまり成功する為に必要な段階を踏んでから行動する方が、最終的には早く大きな結果を出す事もあるということです。

考えてから行動が良いとされる主な理由 5選

  1. 事前に行動内容を理解し、複数の仮説を立てることで想定外を無くせる
  2. 行動前に自分の軸を固めることができ、ブレる心配や自信がなくなる心配が少ない
  3. スピード性はないが、細部にまで配慮が行き届いている
  4. 事前に準備をしっかりしていることから、大幅な予定変更なくスケジュール通りに進めれる
  5. 周囲との連携、意識を合わせ協調性を持って行動できる

考えてから行動が良くないとされる主な理由 5選

  1. 考えているつもりでただ悩んでいる
  2. あとは行動するだけなのに動かない

分析結果

考えてから行動するということは、事前に情報をインプットし仮説を立て想定外を無くしたりとスピード感はないものの堅実にそして細部にまで配慮がいき届く長所がありますが、考えるあまり考えているつもりになってただ悩んで無駄に時間を経過させたり、あとは行動するだけなのになかなか行動に移せないというリスクもあるということです。

これからは、考えながら行動する時代

すぐ行動もただ突っ走ってやりっ放しだと問題ですし、考えてから行動するにしても、なかなか行動に移せなかったら問題です。

物事を上手くやるために必要なのは仮説検証のサイクル

少し切り口を変えて考えたいのですが、そもそも「考えてから行動したい」と思うのは何故でしょうか?例えば今よりももっと上手くこなしたい、いまは失敗することが多いので失敗する回数を減らしたい、といったことを想像しました。

何かの物事を上手くやるために大切なのは「仮説検証」のサイクルです。

○○をしたら××になるはず・・・という仮説があり、その仮説通りに試してみた結果、実際には△△だった。では、次は□□を試してみよう。

その繰り返しによって、取り組んでいることに習熟していきます。何かを上手くできる人は、無意識のうちにかもしれませんが、細かな仮説検証のサイクルを回していたりします。

ちょっと試してみて上手くいかないのでやり方を変え、また試してみる。それで上手くいけば、その方法が有効であることを成功体験として蓄積する。そんな繰り返しによってスキルなり能力なりが伸びていきます。

行動するが先でも、考えるが先でも実は大差がない

考えてから行動してもやっぱり失敗は避けられない

今よりももっと上手くできるようになりたい、失敗を繰り返したくないのであれば、仮説検証のサイクルを常に回し続けるのが一番です。逆に一番マズイのが、このサイクルを回さないことと言えます。

ぶっちゃけ、考える前に行動する人であろうと、考えてから行動する人であろうと、仮説検証のサイクルを回さなければ意味ありません。

この記事を読んでいる人の中には、考えなしに行動してしまうことに悩んでいる人もいるかもしれません。そういう人は、ちゃんと考えてから行動したいと考え、そうした方が失敗が減るのでは?と考えているのかもしれません。

しかし、残念ながら考えてから行動するようにしたところで、失敗は大して減らないのです。行動する前に考えたことはあくまでも机上の空論であり、経験が豊富にあることならともかく、そうでないなら事前に考えたことは地に足の付いていない、実効性の乏しいものなので役に立ちません。

なので、失敗は避けられないのです。

鶏が先か、卵が先か

でも、それでいいのです。まずはその机上の空論に沿って行動してみて、実際はどうなのかを学べばいいのです。それを次の思考に活かす。そこが大切です。

考えなしに行動してしまう場合も同じ。とりあえず行動しちゃうこと自体は問題ありません。大切なのは行動することで得た経験を、次の行動に活かすことです。なので必要なのは「行動する前に考える」ではなく「行動した後に考える」です。

考えることを先にするか、行動を先にするかはどっちでもいいのです。鶏が先か、卵が先かという話でしかありません。重要なのは考えたら行動する、行動したら考えるというサイクルを回すことなのです。

すぐ行動する人は「実験」という感覚で行動を小さめに心がけると良いです

とはいえ「考えて行動したい」と考える人は、過去に考えなしに行動してしまった結果、苦い経験をしている可能性が高いです。なので、そんな失敗をもうしたくないので、考えてから行動できるようになりたい、と望んでいるのでしょう。

しかし、仮説検証のサイクルに失敗はあって当然です。重要なのはその失敗から何を得て、次の行動を変えて生かすかが重要なのです。

ここでのポイントは小さな失敗で収めることです。大きく致命的な失敗をしてしまった場合、次のチャレンジができなくなるかもしれません。それではせっかくの失敗を活かすことができません。

行動する時に意識しておいてもらいたいのは、小さく行動することです。とりあえず行動しちゃうんだけど、もし失敗してもそんな大きな損害に発展しない程度で立ち止まり考える。それだけを意識しておいてもらえれば大丈夫です。

そんな感覚で行動すると軌道修正がしやすいですしロスも少ないです。

質問を意識することで何を考えればいいか分かる

まずは2つの質問を意識しましょう

行動することを優先してきた人には、もう1つ問題があります。それは「考えることへの負担感が大きい」という点です。

いざ考えようと思っても、何を考えたらいいか分からない。考え始めてみたものの何も思い浮かんでこない。何となく感覚的に掴んでいることはあるけど、うまく言葉にすることができない。

考えることに慣れていない人は、そんな悩みを抱えているのではないでしょうか。そんな方への初級トレーニングとしてお勧めなのは、「汎用的な質問」を使ってみることです。次の2つの質問を意識するといいです。

  1. 何故、○○なのか?
  2. ○○って、つまり具体的に何?

2つの質問を使った例

この2つの質問は、何かについて考えを巡らせる時の基本になります。例えば次のような感じ。

  • 家族に喜んでもらえると思い、ケーキをお土産に持っていったが、いまいち反応が悪かった。
  • なぜ家族は喜んでくれなかったのか?
    • 好きなケーキじゃなかった?
    • 和菓子が食べたかった?
    • 甘いものを食べたい気分じゃなかった?
    • たまたま機嫌が悪かった?
    • 何か私に怒っている?
  • じゃあ、家族が好きなケーキってつまり具体的には何?
    • 以前、喫茶店にいった時はモンブランを頼んでいたな
  • 仮説:きっとモンブランは好きだろうから、今度はモンブランを持っていったら喜んでくれるはず

このように、何故?という質問と具体的には何?という質問の組み合わせで、仮説を何パターンか想像することが可能です。

質問に答えるには材料が必要

仮説検証を繰り返すと質問に答えるための情報が増えていく

ところで質問ができたとしても、それに答えられるかどうかは分かりません。答えられたとしても、その答えの精度が十分とはいえない場合もあります。質問にちゃんと答えるためには、答えを作り出すための材料が必要なのです。そしてその材料とは「情報」です。

先ほどの例で考えてみましょう。ケーキをお土産にもっていったが、いまいち反応が悪かった。これだけしか情報がないため、「何故?」という問いかけに想像で答えるしかありませんでした。

仮説検証のサイクルでは、最初は想像で考えるしか無い場合もあります。しかし、仮説検証を続けていると、次第に情報が増えていきます。

例えば、「今度はモンブランを持っていったところ、彼女はニヤニヤしながら美味しそうに食べていた」という結果が得られたとするなら、「前回持ってきたケーキが好みじゃなかったんだろう」「モンブランは好物なのだろう」といった想像が正解である可能性が高くなります。

現実に即した情報が増えると、正確かつ効果的な答えが出せる

では、更に次のようになるとどうでしょうか。彼女に対して「この前、持ってきたケーキは好きじゃなかった?」と聞いてみたところ、「そんなこと無いよ、好きだよ」と答えてくれました。そこで更に「でも前回はあまり美味しそうじゃなかったよね?」と質問を重ねてみます。彼女の答えは「虫歯ができていて甘いものを食べた時にしみて痛かったの」でした。

随分と情報が増えてきました。どうやら虫歯で痛かっただけであって、前回持ってきたケーキも好きなようです。来週、またお土産にしてもいいかもしれませんね。

これが仮説検証のサイクルです。「チョコレートケーキを持ってくる」や「彼女に実際に尋ねてみる」等の行為が、仮説の検証行為になっているのです。検証が進めば進んだだけ、対象への理解が進み、考えるための質問を投げかけた時に正確かつ効果的な答えが出てくるのです。

質問と情報を揃えれば、考えることはどんどん容易になる

考えるという行為が得意でない場合、すぐに考えることができるようになるわけではありません。ある程度の訓練は、どうしても必要になります。

自転車と同じです。自転車に乗れない子供が、今日から自転車に乗ろうと思ってもすぐに乗りこなせるわけではありません。自転車に乗る練習を繰り返して、次第に自転車に乗るための能力を獲得することになります。

考えることもそれと同じです。質問に答えることを繰り返しながら、考える訓練をするといいでしょう。仮説検証を実践することで情報を獲得しながら、より良い答えが導き出せるようになることを経験してみてください。

繰り返した分だけ考えることに慣れ、スムーズに考えることができるようになります。

まとめ

すぐ行動 or 考えてから行動 あなたに合ってるのはどっち? はある意味どうでも良いといえます。

その理由は、行動するが先でも考えるが先でも実は大差がなく、重要なのは行動しながら考えることだからです。

仮説検証を常に回すことさえ意識していれば、なんら問題ないといえます。

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